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一人一鉢運動(パンジーを植えました)

  • 執筆者の写真: 西小校長
    西小校長
  • 2023年4月4日
  • 読了時間: 2分

 冬の花壇を彩る花といえば、パンジーは外せませんね。そんなパンジーを、卒業式や入学式を飾る花として、1月19日(木)に植えました。

 一人一鉢運動と称し、各自が責任をもってお世話をします。6年生も植えます。

 今はまだ小さな株ですが、卒業式当日には、大きく立派に育つことでしょう。まさに、西小生の成長と重なります。

 さて、5年生担任が発行する学級だよりに、この一人一鉢運動ことが触れられています。

 担任の先生というのは、子供たちのことをこんな風に考えていることが垣間見ることができ、ついうれしく思った次第です。もちろん、内容的に共感することばかりですので、この西小ブログにそのまま掲載しようと思います。


<パンジーの法則> 記:5年生担任

 先日、卒業式に向けてパンジーの花を植えました。一人一鉢運動と題したこの活動。卒業式に飾るパンジーを、自分の出席番号のついた植木鉢で責任をもって育てていきます。

 この仕事をしていると、毎年この季節にパンジーを植えるのですが、植物というのは不思議な生き物でして、愛してあげると、しっかりその愛に応えてくれるものです。

 ※愛しすぎで、水をあげすぎても根腐れしたりなんかして、これまた難しい恋愛論について講義しなければならなくなってしまうのですが(笑)

 それはさておき…。

 私には、卒業式のパンジーの姿が毎年違って見えます。もちろん気候の影響もあるのだと思いますが、それらを加味しても、愛された6年生の卒業式は、例外なく下級生に愛されながら育ったパンジーが会場を飾ってくれているような気がします。花が一輪二輪の話ではなく、鉢からはみ出るくらいの花に、その下から次々と蕾が顔をのぞかせているのですから。

 休み時間に、枯れた花を摘み、お天道様の方に鉢を回す下級生の姿なんぞ見た日には、感動で泣きそうになります。また、そんな子供を育てたいという気持ちで、背筋がシャキッとします!!

 さて、ここで問題になってくるのは、どうすれば愛される6年生になれるのかということです。答えは簡単です。愛した分だけ愛されるということなのだと思います。

 6年生の卒業に向けての準備は、5年生が中心となって行います。

 「誰かの喜ぶ姿を、自分の喜びに感じることができる。」

 自己犠牲の精神なのですが、それを粋に感じることができる子供を育てていきたいです。そして、そんな赤帽子の姿を見た4、3、2、1年生が、この子達を愛してくれるといいな~なんて、今から1年後の赤帽子の子たちの姿を思い浮かべながら、鉢植えをしている姿を、目を細めながら眺めてしまうのでした…。

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