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不審者対応避難訓練

  • 執筆者の写真: 西小校長
    西小校長
  • 2023年4月4日
  • 読了時間: 3分

 連日、県内広く不審者や不審メールの情報が寄せられます。嫌な時世になりましたが、これも時代の流れなのでしょうか。

 西小学校近隣で発生する事案もあり、心配の種が尽きません。そのたびに、町教育委員会や警察と連携し、学校としても子供たちの見守り活動を強化しています。また、その都度、保護者の皆様にも情報を提供し、児童に注意喚起もしています。

 しかし、教員の数も限られており、すべての事案に対応しきれないのも現状です。そのため大切なのは、こうしたことが発生した時のみ用心するのではなく、日頃から私たち教職員も含め、「児童自らが自分の身は自分で守る」という気概をもつことが何より重要と考えます。

 このような現状を鑑み、東松山警察署の御協力を得て、学校に不審者が侵入した想定での避難訓練を2月10日(金)に実施しました。

 凶器を持った不審者が校内に侵入します。それを発見した教員が、不審者を刺激することなく、自らの身を守りながらも子供たちを安全に避難をさせる訓練です。

 第一発見者となる教員は、慎重に声がけをし、まわりの教員に協力を求めます。あくまでも刺激せず、それとなくです。

 事案発生の報告を受けた職員室では、あらかじめ決めておいた内容での避難放送をし、平行して110番通報を行います。(訓練ではありますが、実際に110番に電話をしています)

 警察官が駆けつけるまでの間、できるだけ時間稼ぎをし、子供たちはその間に、体育館へ避難をします。体育館は、全部の鍵を閉めてさえしまえば、とても安全な避難場所になり得ます。

 学校の刺股や竹ぼうき等々で不審者に応じながらも決して応戦することなく、警察官の到着を待ちます。

 この一連の流れ、不審者役の署員の方も、そして教員も迫真の訓練となりました。訓練とは思えないほどの、緊張感です。

 警察官が到着し、犯人に対峙します。さすがは警察官です。不審者を取り押さえ、その場で現行犯逮捕となりました。

 教職員に対しては、不審者との具体的な対応についてその場で研修をしていただきました。

 児童に対しても、署員の方から不審者への対応についてお話をいただきました。その中で、ゲームを通じて不審者から身を守る体験もさせていただき、多くのことを学ぶことができました。

 学校では、不審者事案の報告があれば、躊躇なく警察(110番)へ通報するよう保護者の皆様へお願いをしているところですが、保護者を始め、地域ぐるみで防犯の目を光らせていただくことが、何よりの抑止力になります。

 学校は、何より「安心・安全」が求められる場所です。今後も、このことを第一に据え、学校運営を進めてまいります。


 ※訓練時の様子を、写真と動画で紹介します。迫真の様子が収められていますが、あくまでも訓練です。実際の現実ではありませんので、十分に御理解ください。

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<【訓練】不審者を発見し、刺激せぬよう対応>


<【訓練】不審者への対応方法を、署員の方からその場で研修>


<【訓練】110番通報によって駆けつけた警察官が取り押さえる>


 
 
 

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