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卒業式練習(6年生)

  • 執筆者の写真: 西小校長
    西小校長
  • 2023年4月4日
  • 読了時間: 2分

 3月24日(木)の卒業式に向けて練習が始まっています。卒業生である6年生は当然のこと、式に参列する4年生と5年生も練習に臨んでいます。

 明日は全体練習、来週火曜日に予行練習、そして24日が本番です。

 時間に限りがある中での練習となりますが、6年生にとって小学校最後の授業となる卒業式に向けて張り詰めた空気の中で練習が進みます。練習段階から、自分達の卒業式を自分達でつくりあげるという気概が感じられます。

 さて、その練習風景の一部をブログにて紹介します。卒業式の練習なんて、なかなか目にすることがないと思いますが、おそらくどの学校もこんな感じで進めているはずです。

 私は、卒業式の練習が大好きです。実は、本番よりも好きかもしれません。それはなぜだと思いますか。

 練習では、礼の仕方一つ、卒業証書の受け取り方一つにこだわります。

 それは、「卒業式」は「儀式」だからです。儀式とは、「日常生活と少し違った形で人生の節目にけじめをつけ、新たに出発する決意を示す場」です。

 その日常生活と少し違った形が、卒業証書を深々と礼をして受け取ったり、みんなで卒業式の歌を歌ったりすることなのです。

 卒業式の主役は6年生一人一人です。この大切な儀式である卒業式は,たった一度しかありません。間違ったからやり直そうと思っても、やり直すことはできません。

 だからこそ、自ずと卒業式の練習には力がはいるのです。練習では、6年生36人の力が何度も結集する場面を見ることができます。物事に一生懸命に取り組むその姿は、人の心を動かします。

 だから、私は卒業式の練習が大好きです。一つのことを成し遂げようと気持ちが一つになったとき、莫大なエネルギーが発生します。今まさに6年生は、その状態になっています。

 準備こそ全力投球ですから、練習の積み重ねが本番の成功につながります。ですから、卒業式本番は、練習の成果が遺憾なく発揮され流れるように進むはずです。

 でもそこへ至る頑張りや真剣な取り組む姿勢は、練習の時でないとみることができません。そんな姿を見ることができる学校の先生は、先生ならでは特権でもあります。

 呼名の際にも「大きな声で返事をする」など、西小学校の最高学年としての輝きと誇りを見せてほしいと思っています。

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