大切に使います③(児童用トイレ)
- 西小校長
- 2023年4月4日
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昨年の4月、西小学校に着任した際、校舎内外で気になる箇所は、正直、いくつもあったのですが、特に児童用トイレが気になりました。
学校という場所は、トイレ掃除に限らず、毎日、児童が丁寧に校内美化に努めていますが、やはり小学生がやることですから手が行き届かないことも事実です。そのため、長年の累積により、便器に尿石がこびりついてしまっています。
「教育は環境から」という言葉もあるくらいですから、さっそくに市販の洗剤等を使ってきれにしようと試みましたが、そう簡単には落ちてくれません。というか、まったく落ちません。尿石はカルシウム化合物ですから、いわばもう岩石です。
とても素人には無理なので、専門業者に依頼することを考えました。ただ、何をするにもお金がかかります。学校は町の出先機関、すなわちその運営は税金で行われていますから、予算措置されていないものについては、すぐに対処するのが難しいのが現状です。
そこで、町の教育委員会にお願いをして、1年越しとなりましたが、今年度予算で措置をしていただけました。
この夏休み中に、町内業者に作業をしていただき、見違えるほどにきれいになりました。さすがは、プロの仕事です。
夏真っ盛りの暑い中でのお仕事になってしまい恐縮しきりですが、とてもきれいになりました。トイレの便器と床のみならず、トイレ出入り口の床まできれいにしていただき、感謝しきりです。
昨日の始業式では「人に感謝する」という話しをしましたが、「西小学校のために夏の暑い中、トイレの環境を一生懸命整えてくださったことにも感謝しましょう」と話してあります。
きれいになったトイレです。とっても気持ちがよいです。この状態をいつまでも保てるよう、常にきれいに使うことを心がけることは当然として、日頃の掃除にもより一層の熱を入れてほしいと思います。
きれいになったトイレを、いつまでも大切につかいたいものです
<きれいになったトイレ>


<清掃前(こんな状態でした…)>

<清掃後(さすがは、プロの仕事です)>

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