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校内研修 in 吉見中学校(長谷川 博之 先生)

  • 執筆者の写真: 西小校長
    西小校長
  • 2023年4月4日
  • 読了時間: 2分

 本日は雪模様でしたが、前々から計画をしていた本校における校内研修を吉見中学校を会場に行いました。

 我々、西小学校教員の授業力や生徒指導力の向上のため、数多くの授業研究会等々、数多くの校内研修を進めていることは、この西小ブログでも機会があるたびに紹介しました。

 夏休み中には、吉見中学校の長谷川博之先生を本校にお招きし、「授業力向上を中心にした積極的な生徒指導」についての研修会を実施しました

 このたび、そのときの研修内容をより深化させるために、長谷川先生の授業実践を参観し、本校における授業改善及び生徒指導力を向上を図る研修としました。

 なお、長谷川先生ですが、その高い授業力と生徒指導力には多くの定評があり、全国区の講演会なども数多くこなす大変著名な先生です。

 今日は、本校全教員で吉見中学校の2年4組にお邪魔をし、国語科の授業参観です。題材は太宰治の「走れメロス」です。

 漢字練習からスタートしたその授業は、授業の最初から、生徒が前のめりに取り組んでいます。引き続いての漢字テストでは、生徒達が持てる力を全力で出している姿が印象的でした。

 その後は、本日の本題、走れメロスのクライマックスの頂点(「ピナクル」といいます)が、生徒同士にて討論されます。

 そのピナクルの候補となる場面も、生徒によって導かれ、走れメロスの行間なども読みつつ、意見を戦わせます。

 その様子は、非常に白熱しており、中学2年生でも、ここまで整然と理論的に討論ができることに驚きました。

 長谷川先生の授業が、生徒の心をわしづかみにし、自分にもできると思わせる仕掛けがたくさんありました。西小学校でも大切にしている「その気にさせる」指導です。

 もちろんこれは、一朝一夕にこうなったわけではなく、日頃の積み重ねの上になりたっています。子供たちのゴールの姿や変容した先の姿の確固たるイメージがあり、そこへ向けてのストーリーがぶれることなく整っているからだと思いました。

 長谷川先生は、その後の協議会で「分かる出来る授業より、楽しい授業」とおっしゃっていました。これも、西小学校が常に掲げている「授業が楽しければ、必ず学力は向上する」という信念に一致します。

 今日の授業参観と協議を受けて、さっそくに本校の授業改善に生かしていきます。

 本校の校内研修を快く受けていただいた吉見中学校と長谷川先生には、大変感謝しております。誠にありがとうございました。

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