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車いす使用の方からのおはなし

  • 執筆者の写真: 西小校長
    西小校長
  • 2023年4月4日
  • 読了時間: 2分

 今日の福祉教育は、3年生です。車いすを使用されている方2名から直接にお話を聞きます。

 お一人の方は、20年ほど前に病気で足の自由が効かなくなり中途障害となった方です。足にまったく力が入らず、立つことはおろか動かすこともできないそうです。

 もうお一方は、生まれつき手足に力が入らないため、車いすでの生活をされています。先の方とは違って、足を動かすことも立ち上がることもできるそうですが、力が入らないのだそうです。

 ひとことに「車いす使用」と言っても、こうしてそれぞれ事情が違います。まずは、このことを理解しました。

 そして、車いす使用者の方の普段の生活、例えば、お風呂やトイレの入り方等々、動画やおもしろトーク?を交えてお話いただきました。実体験に基づきますので、とても説得力があります。

 本日学校には、クルマを自ら運転して来られましたが、そのこと自体に子供たちは驚いていました。見た目は普通のクルマですが、足が動かせないので、アクセルやブレーキは左手でレバーを操作するなど、クルマに工夫があることを知りました。

 我々は車いすをつかっていない生活が普通ですが、車いすを使用されている方は、車イスを使っていることが普通です。

 すなわち、車いすかそうでないかという点を除けば、あとはまったくみんな同じということです。

 障害というのは、我々の心がつくりだしてしまっているものであり、まさに心のバリアフリーこそが大切であることを学びました。

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